サヤ日記

わたしの日常の、なんでもないふつうのこと。でもそれは、誰かにとっての非日常。私が目を向けた、ありがとうの気持ちを分かち合えたら。

声よとどけ

ブログ100日への道。51日目。

 

オリンピック延期。

東京も自粛要請が出ました。

私も今月の予定がほぼほぼキャンセルになり、

出かけようにも出かける予定がなくて、

自宅での作業が多くなりました。

満開の桜は見に行きたいなぁって思うけれど。

 

今日の夜は、これ!

https://www.facebook.com/events/838948256603627/

 

先日行った、実験的「声の円坐」

https://makimorimori.hatenablog.com/entry/2020/03/19/234447

 

からの、

オープンに参加者を募集しての、

「声で逢いましょう」

 

今、世界中で、この地球で起きていることと同じようなことが、

この小さなオンライン上での交流に垣間見えた気がした。

 

 

6人の参加メンバーは

おのおのの場所で、キャンドルを灯したり、

間接照明にしていたりしていた。

私は、自然に目を閉じていた。

みんなの声に耳を傾けようとすると、

画面に顔は写っていないけれど、目を閉じていたくなった。

 

ぽつりぽつりと出てくる言葉。

少しずつ触れ合う。

一人一人の存在が立っていき、

お互いの交流がうまれ、

そうして世界が広がっていくようだった。

 

 

 

コロナウィルスの影響で世界中が

ロックダウンや自粛要請が出ている今。

 

私は、世界中で耳を澄ませているように感じていた。

誰の目にも見えないウイルスの存在。

でも、その存在は、確実に広がりを見せている。

目に見えないから、私たちの身体は、

全身をセンサーにして、気配に耳を傾けているように感じていた。

 

不安や恐怖に怯えている人もたくさんいるかもしれない。

あまり影響を受けずに元気に暮らしている人もいるだろう。

 

けれど、それぞれがそれぞれの場所にいながら、

目には見えない手を握り合って助け合っているようにも思う。

 

自宅に待機する人が多くいるなか、

その小さな空間にいながら、

遠く遠く、国境なんて軽々と超えて、意識は拡大しているようだ。

 

そんな世界を私は想像している。

 

 

まるで、

目を閉じて、明かりを落とし、心を静かにして、

お互いの声に耳を傾けていたら、

遠くのみんながどんどん浮かび上がってきた今日の、

「声で逢いましょう」の体験のようだ。

 

 

今、私たちは、大きな大きな

時代の、地球の転換期にいるのだと思う。

しかと、この身で感じ、生きようと思う。