サヤ日記

わたしの日常の、なんでもないふつうのこと。でもそれは、誰かにとっての非日常。私が目を向けた、ありがとうの気持ちを分かち合えたら。

雪の舞うしずかな時間

ブログ100日への道。55日目。

 

55日、というか、55回目、という感じではありますが、

継続中です❤️

 

朝起きると、白い綿毛のような雪が降っていた。

しんしんと雪は、優しくしずか。

外出自粛している沢山の人たちの心身に溶けていく様な

優しい雪。

静まり返った様な世界を感じていました。

 

今日は、友達とオンラインでつないで、歌をうたう実験をしました。

 

ここ最近行っている、オンラインでの様々な実験。

 

発案者で実行者の友達がつけたタイトルは「歌がきこえる」

 

彼のつけるタイトルは、いつだってすばらしく、

繊細に風景を切り取った様なことばを見つけてくる。

 

まず、集った3人で、自分の身体にいる時間をとる。

彼の誘導で、グラウンディングをする。

散らばっている意識を、

自分のハートに、丹田に、集めてくる。

普段よりも、ずっとずっと、相手の歌に耳を澄ますようになる。

 

一人ずつ、歌を歌う。

 

3人ともが、

事前にこれを歌いたい、と準備していた歌ではなくて、

直前に流れてきたフレーズや閃きに導かれた曲を歌った。

 

雪景色が、静けさが、ひっそりと凍えているかもしれない桜が、

お互いの心持ちが、奥底にある歌にアクセスしているようだった。

 

静かに静かにじかんは流れる。

水が流れていくように。

 

スマホの小さなスピーカーから溢れてくる空気に耳を傾けていると、

歌がきこえてくる。

そんな感覚があった。

 

時計を見ると、あっという間に1時間半が経っていた。

 

歌がきこえる。

 

今、そのことばを呟くと、耳がじわっと反応した。

 

 

そういう余韻が残る90分でした。