23日目 パート2
滞在しているホテルに沢山展示されている、木の彫刻の作品の虜になってしまった。
アイヌの木彫りとは違うのだけれど。
風を感じる。
どこからか風の音が聞こえてくるような。
耳を澄ませば、声がきこえてくるような。
そしたらね、
置いてあった作品集のタイトルが、
樹のなかの音、と書いてあってドキドキしてしまった。
そして作者の滝口政満さんは、
3歳で聴力を失った方だった。
あぁ、、、
やはり、繋がっているのだ。
昨日の映画からの、声。
私は、どんな声を上げたいのだろう。
どんな声を聞いているのだろう。