サヤ日記

わたしの日常の、なんでもないふつうのこと。でもそれは、誰かにとっての非日常。私が目を向けた、ありがとうの気持ちを分かち合えたら。

おにぎり か おむすびか

やっぱりほかほかごはんが好きな私です。

 

ちょっともやもやしていたり、元気がなくても、ほかほかごはんは、私に愛を思い出させてくれる。

喜びを思い出させてくれる。

いま幸せなんだっておしえてくれる。

大袈裟じゃないんです。

本当に。

 

精米して、浸水させて、水を切って、土鍋にいれる。

コトコト炊き上げて、良い香りがしてきたら火加減し、蒸らした後の蓋を開ける瞬間‼️

 

ほんとに愛おしい。

 

今朝は五分付きのお米。

プツプツとバランスよく配置された穴(?気泡?あの穴はなんと呼ぶんだろう)

カニ穴、と呼ばれるらしい。

水蒸気がお米をおしのけて下から上がってくる通り道だそうで、きちんと対流がおきて、上手く炊けた証拠なのだとか。

 

もし私が小さくなれたら、

いちどあの穴の中に入って、蒸されてみたい❤️

 

 

そうそう。タイトルのこと。

私、おむすび、って最近は呼んでいたんです。

縁を結ぶ、とか、古事記で出てくるムスビの神様が由来とか、想いを込めて結ぶとか、

そういうことが素敵だな、と思って。

 

でもね、、、

じつは薄々気付いていた。

おむすび、って呼ぶとき、ちょっぴり背伸びをしてること。

おにぎりじゃなくて、おむすびなのよ!って澄ましているような笑

ほんとは、私の大好きの原点は、

お母さんのおにぎりにあるってこと。

 

お母さんが、ぎゅぎゅっと握る、

お弁当の、運動会のときの、育ち盛りのおやつの、夜食に出てくる、、、、

あの!!ごろんとした、おにぎり‼️

 

おにぎり食べたいー!

白いごはんは全部食べられなかった子どもの時も、おにぎりなら何個でもたべられるーーー!

ママーーー!おにぎりにしてーーーー!!

 

そんな原風景が、次々と浮かんでくる。

 

それでね、

私、おにぎりも、おむすび も、

どっちも良し!っとしました^_^

その音と響きがもたらしてくれる景色や想いは、それぞれ違うから。

不思議。

同じものを指してるんだけど、別モノ。

 

 

そうしたらね、

初回のブログで紹介した、うたを作ってくれた友人が、私のおむすびを食べたいっていってくれたので、ライブ会場へお持ちしたのです。

そのお礼として、なんとこんな歌を贈ってくれました‼️‼️

 

https://note.mu/nion1112/n/n0caaf3941677?creator_urlname=nion1112

 

 

りーーーーーーーーーー!

 

この歌聞いて、私のおにぎりの原点を、あらためて思い出したんですよ!

弾むような軽やかな、大好きな大好きなおにぎりが!

 

彼は、考えたそうです。

おむすび にしようか、おにぎり にしようか。

私の世界観からすると、おむすび、なんだけど、、、、と。

 

で、えらんだのはおにぎり。

 

言外に滲んでいた原体験をキャッチしてくれたのだろうな。

 

おむすび という響き、言葉であらわしたいこともある。

おにぎり という響き、言葉で湧き上がる想いも大切にしたい。

 

言葉や音って、そこに宿っているものが、ちゃんとひとつひとつにあるんだ。