サヤ日記

わたしの日常の、なんでもないふつうのこと。でもそれは、誰かにとっての非日常。私が目を向けた、ありがとうの気持ちを分かち合えたら。

さくらの思い出

ブログ100日への道。49日目。

 

東京は桜が満開です。

まだちらりとしかみていませんが、

明日こそ、お花見に行ってみようかな。

 

私は高校を卒業して北海道から上京してきました。

 

桜といえば、蝦夷山桜か芝桜くらいしかみたことないし、

桜前線のニュースが終わった頃に、ゴールデンウィーク明けに

ぽっと咲く桜。

桜の木の下で宴会なんてもちろんしたこともなかった。

 

入学した大学では、校内にたくさんの桜があって、

私が入学した年は、桜の開花が遅くて、入学式に桜が満開で、

卒業式のときは暖かくて3月に満開。

どちらも満開の桜で賑やかな大学校内でした。

初めてこんなにたくさんの桜に囲まれて、

入学式にきた母も、卒業式にきた父も

感無量、という感じで、嬉しそうにしていたのを思い出す。

 

そして、靖国神社千鳥ヶ淵や上野公園の盛大な桜をみては、

こんな季節に桜の大好きな母に見せてあげたいなぁって思いました。

なかなか満開の時期と予定が噛み合わないですね。

 

私の地元では見られないもの、それは他にもあって。

 

東京の花火大会。

何万発とひっきりなしに上がる花火。

二千発をゆっくり間をあけながらあげる地元の花火大会とは違って

ぼかすか上がる花火に興奮して、

一夏にたくさんの花火大会に行っていたなぁ。

 

それから、海!

私は海が苦手だったから、東京にきても海水浴など

あまり行かなかったけれど、

海といえば、漁港。

緑の色した海。

生臭くて殺風景な海。

だから、海水浴という言葉に憧れた。

 

そして、渋谷ww

スクランブル交差点にいき、

なんの祭りをやってるんだ??と思うくらい

地元では年に一度の人混みがある夏祭りが

毎日繰り広げられていると思った。

信号が変わっても変わっても、

人の波がおさまらない。

どこからともなく集まってくる人。

びっくりした。

 

 

桜の季節になると、

上京したときのことを思い出す。

桜の下を一緒に歩いた人のこと、

いろんなことを思い出す。

 

不思議なお花だな。桜って。

 

背景に桜があるだけで、

思い出が色濃く記憶に残る。

 

昔、働いていた職場にも、大きな桜が1本

玄関前にあったな。

 

外堀通りの近くに住んでいた時は、

桜の季節になると、遠回りして歩いたな。

 

今年は、桜とともに、

どんな思い出が刻まれることになるのかな。