サヤ日記

わたしの日常の、なんでもないふつうのこと。でもそれは、誰かにとっての非日常。私が目を向けた、ありがとうの気持ちを分かち合えたら。

毒はなぜある?

ブログ100日への道。67日目。

 

今日は、相棒にノビルを教えてあげました。

いつもの公園の他のエリアから探してみます。

 

いつものノビル畑じゃないところに行っても

すぐに見つけることができるのか。

 

しばらく歩いていると、

自然に足が向かうところがありました!ありました〜〜!!!

なんだかね、匂うんですよ。

こういうのを「ノビルに呼ばれてる」っていうのかな。

とにかくね、足が向かうし、自然と身体が引き寄せられる。

もうノビルセンサーが内臓されちゃったようです^^

 

初めは相棒もなかなかひとりでは見つけられず、

私が採ったのを食べていたのだけれど、

自分で見つけて自分で採ったやつを・・・・と。

 

歩きながら探していると、、、

ついに見つけました!!!!!!

なんとなく匂う場所がわかってきた様です。

よしよし^^

弟子よ。3つの大きなノビルを採取。見事であります。

 

帰ってきてから、ノビルとこの間採ってきたタンポポを合わせて、

チヂミを作っていただきました。

ノビルオンリーも美味しかったけれど、

タンポポが入ることで、ほんのり苦味がプラスされ、

クセになる美味しさアップ!

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さて、今日の植物の写生は、

トゲミノキツネノボタン

 

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セリのようなセロリの様な見た目で、

思わず食べてみたくなる美味しそうな見た目なのですが、、、、、

これは毒性があり、汁を素手で触るとかぶれてしまうそうです。

プロトアネモニンという毒成分だそう。

最近、ちょっと痒くなる時があったのは、このせいかな・・・

気をつけよう。

おかげでトゲミノキツネノボタンのことがよくわかった!

 

 

でも、調べたところによると、

染料として使うと、鮮やかな黄色に染まるそうです。(アルミ媒染)
が、鉄媒染で染めると、闇の様な暗黒色になるそうで、

さすが毒草、、と試した方が書いていて、

ちょっとやってみたい。。。

植物で真っ黒に染められるのって意外とない。

 

黄色くて小さな花の部分に、

デンプンが主成分のクチクラ層というものがついている。

いわゆるキューティクルなのだそう。

花弁の表面が、バターを塗った様な艶がある。

この成分の影響なのか、

はたまたどの成分が鉄と反応して真っ黒になるのか、

不思議だよなぁ。

 

この艶は、虫を引き寄せるためなのかしら。

日が当たるとキラッとしていて目を引く。

花弁が落ちた後の花頭は、細かいぶつぶつした棘があるのに。

どうしてこんなツンツンするんだろう。

このあと、どのように枯れていくのだろう。

夏〜秋にどんな風になるのか要チェック。

 

そしてどうして毒があるんだろう。

たくさん受粉してもらったほうがいいんじゃないのかな。

誰にとって毒なのかな。

おかげで生態系のバランスを絶妙に保っているのかな。

限られた種類だけの植物が繁殖することのないよう、

力を発揮しているのかな。

土壌の成分とか、微生物の暮らしにとって大切な成分なのかな。

このキツネノボタンの毒は、

薬として使われているケースもあるようで、

毒は毒を持って制すってことなのかな。

 

植物って、本当にたくさんの種類があるね。

いろんな成分をもっているね。

なぜ、こんなに多様であるんだろうね。

 

なぜなぜ・・・・・が止まらない・・・

小学生からやり直したい!