サヤ日記

わたしの日常の、なんでもないふつうのこと。でもそれは、誰かにとっての非日常。私が目を向けた、ありがとうの気持ちを分かち合えたら。

お庭の味

ブログ100日への道。71日目。

 

今日はサボテンを描きました。

電磁波を吸収してくれるという種類のセレウスサボテン。

去年の夏前くらいにうちにやってきて、

それから随分とニョキニョキ先っぽが伸びてきました。

 

こんもりしているので、

どこを描こうか迷います。

全体像を描いてみたい気もするし、

でも、イボイボや複雑な絡み合いを描くのも気が遠くなるので、、、

今日は、一部をクローズアップしました。

緩やかな螺旋を巻いて伸びていく様子と、

イボイボの細やかさに目を引いたので、今日はここ。

イボイボをひとつひとつ観察していたら、目がチカチカしてきちゃった。

 

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描こうと思わなければ、こんな風にじっくりじっくり見ることもない。

こんな風にイボイボがそれぞれに独立した形を持っているなんてことも

気がつかなかった。

その他大勢のイボイボとして捉えていた。

今日からこの子を見る解像度が上がりました。

 

そうして夜ご飯に野草パスタ^^

のらぼうとヒメジオンハコベに、

ジャコとベーコン。

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なかなかの絶妙バランスの味でしたよ。

のらぼうとジャコだけにする予定が、

パンチが欲しくて、ついつい残っていた野草を全投入!!

彼らに対応できる器があるベーコンにも登場してもらいました。

 

ハコベがはいると、土臭さがはいって

これがまた私は好きです。

お庭の味がほんのりします^^

 

苦味と土臭さ。

子供の頃なら、ペッと吐き出してしまうような味わいも、

大人になると、クセになる美味しさ。

 

ビールを美味しく感じたり、

ブルーチーズの臭みが大好きになったり、

子供から大人への味覚の変化って、なぜなんだろう。

 

・・・ちょっと調べてみると、、

子供の味覚は大人の3倍なのだとか。

子供の方が味覚に敏感なんだそうです。

だから、苦味や酸味や辛みなど、癖のあるものを大人が好んで食べられるようになるのは、その敏感さが和らいでいくからのようでした。

 

そういえば、私はよく、子供の頃に野山に行っては、

草や葉っぱをかじって味見してました。

甘い蜜以外のものは、ぺーーって吐き出してました。

たんぽぽもうぇーってしてました。

けど今は、生でたんぽぽ食べられちゃう。

食べ物という認識もできなかった苦い苦いふきのとうも、

今では、天ぷらにすると御馳走です。

 

敏感さを手放していくと、

そこには豊かな可能性がひろがっている、のかもしれない。