サヤ日記

わたしの日常の、なんでもないふつうのこと。でもそれは、誰かにとっての非日常。私が目を向けた、ありがとうの気持ちを分かち合えたら。

臭い は 旨い!

ブログ100日への道、2日目。

 

今日は、友人に誘われ、ディープな会へ。

なれ寿司を食す会。

 

なれ寿司、とは私も初めて聞いたのですが、

寿司の祖先とも言われ、乳酸発酵させた伝統的な発酵食品だそう。

こちらのサイトがとっても詳しく説明してくれています。

https://japan-web-magazine.com/japanese/japanese-food/narezushi-japanese.html

 

30年もののなれ寿司!!!!!!

小さな壺に入った、甘酒のようなそれは、、、、

30年もの間、発酵に発酵を重ねられているなんて、

私が小さな頃から、今まで、

いろんなことを体験し、悩んだり喜んだり、怒ったり・・・・

そうして過ごしてきた間、ずーーーーーとずーーーーーーっっと、

人知れず熟成されてきたなれ寿司。

それだけで、時空を超えたロマンを感じてしまう・・・❤️

もう、それは、ご飯があったのか、魚があったのか、

30年前に漬けられた原型が想像もできません。

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まだ浅漬け(と言ってよいのか)の秋刀魚、鯖、鮎のなれ寿司をまずはいただきました。

魚とお米の原型がある。寿司、のイメージは覆されない。

美味しいなぁ。

一切れのなれ寿司で、お猪口3杯はすすんでしまう。

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さーてさてさて・・・・・

満を辞しての30年もの・・・

なんかおいそれと手を出せないの。

これをいただくには、

そのためにうける器の中に聖域を作らなくては。

取り皿をきれいにして・・・

いや、これは、自らの手が聖域である!

そうして、ぺろりと舌で舐めるのである。

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ドキドキドキドキ・・・・・・・

匂いは、ボーダーラインです。

臭い。けど、憎めない。

どこかで嗅ぎ覚えのあるような。(言えませんが。。)

 

ぺろり!

 

酸味!深み!うわぁ、、

思ったより強烈ではなくて、意外にさっぱり!

古酒に合う〜〜〜〜〜〜〜

蒸し野菜とか、焼きおにぎりとか、あとは、じゃがいもとか、

そういうものに調味料としてつけても美味しそう。

もちろん、そのまま、ぺろりぺろりと舐めながら、ちびちび日本酒を呑むのは至福。

 

やはりね、臭いものは旨いのです。

クセの強いものは旨いのです。